青い炎が立つヒレ酒はどう撮る!?

今日は難しい炎の撮り方のテクニックを。しかもかなり難易度の高い「青い炎」を撮ってみるの巻。

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今回の指示は「ヒレ酒で炎が上がっているような写真を撮る」が課題でした。
通常炎や炭火を撮る時は、スタジオを暗くしてスローシャッターで切れば基本的は写るようになっています。
しかし、青い炎は意外と写真に写りにくくいつも困ってしまします。

まず通常通り日本酒を入れて火をつけてみてシャッターを切ってみました。
あれ?あんまり火が点かないけどちょびっと火がぼわって感じ。

青い炎1

実際に目で見ていると火が10秒ぐらいボワッと点いていたのですが、やはり写真に撮ると写りません。
うーん・・・ダメかなあ!いろいろ試したがやはり結果は同じ。これは合成かと思いましたが、なんとしでも意地で撮ってやるとカメラマン魂が!

とりあえず今日は余ったヒレ酒を飲んでおしまい。

翌日知り合いのフードスタイリストに聞くと、「通常通りの日本酒でやると度数が少ないため火は点きにくいよ」と事。
「なにぃ!」確かに日本酒で火を付けるとボワッと優しい火しか立たないので撮影自体が難しいらしい。

この青い炎の撮影のポイントは日本酒ではなく、ウオッカかジンなどの揮発性の高いものに代替えするのが良い。
またそのままではまだ揮発性が弱いので、一度ウオッカを温めてから火を付けるよ良いとの情報を聞いた。

早速トライ。

今回は40度のウオッカを使用する事にした。これを熱燗用のとっくりに入れて温度計を差し込んでまずは温度60度キープを2分してから着火をしてみる事にした。
さらに揮発性を高めるためにアルコールが飛ばないようにアルミホイルでフタをする

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しかし火が長持ちしなく勢いもないので、こんどは80度まで温めてからすぐにスタジオテーブルに持っていき、電気を消して「着火!」
すると青い火が勢いよく燃えているではありませんか!

なんと火は2分以上大きな勢いで燃えていた。素晴らしい!
それを数回繰り返すと合成でない青い炎のヒレ酒が出来上がった!

<青い炎のヒレ酒の撮影ポイント>

・ヒレ酒は日本酒ではなくウオッカを使用
・80度の湯煎で2分温め、アルコールが飛ばないようにフタをする
・できたらすぐにテーブルに持っていき電気を消す
・もちろんピントは暗いのでマニュアル設定をしておき
・そして着火。約15秒露光で出来上がり
・ストロボの光は入れます(器を白く出すために)

本当はお酒の中に「ヒレ」を入れたかったのですが、これもまた難題が。
今度はヒレが言う事を聞かず位置がずれたり、すぐにヒレが沈んでしまったりと。。。。
今回はここまでギブアップ。あとは合成で(笑)

おいしい「ウオッカヒレ酒」の出来上がりでした

トライするときは揮発性が高いので、爆発する可能性もあるのでご注意を!

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